100万円ずつ価格が下がる
今回は、家の査定についてご説明します。
例えば、15年前に2,200万円で新築した家があるとします。
税法での考え方では、一般的な木造住宅であれば22年経過すると価値が0円になります。
計算方法は、2,200万円÷22年=100万円となり、1年経過すると100万円ずつ価格が下がっていきます。
経理をしている方はご存じかもしれませんが、いわゆる減価償却の考え方と一緒です。
今回の築15年のケースであれば計算式は下記のようになります。
【計算式】新築価格÷対応年数×(対応年数-築年数=残存年数)=査定価格
【今回のケース】2,200万円÷22年×(22年-15年=7年)=700万円
となり、査定価格は700万円となります。
この考え方が、建物の査定においてベースとなる考え方になるので覚えておいてください。